葬式にお供え物を贈るなら何が良い?故人へ思いを届ける「盛籠」の種類とマナー

葬儀やお通夜の報せを受けた際、「ご遺族へお悔やみの気持ちを込めて何かお供え物を出したい」と考える方も多いのではないでしょうか。
お葬式にお供えする代表的な品物のひとつに「盛籠(もりかご)」があります。この記事では、盛籠とはどういったものなのか、中身の種類や手配する際のマナーについて詳しく解説します。
葬式に出す「盛籠(もりかご)」とは?
盛籠とは、籠(かご)の中に果物や缶詰、お菓子などを盛り合わせ、リボンや装飾を施して飾るお供え物(供物)のことです。
葬儀場や祭壇の脇に飾られることが多く、生花(供花)と並んで代表的なお悔やみの品とされています。
1. 盛籠の中身にはどんな種類がある?
盛籠の中身は、宗派や地域の風習、季節によって異なりますが、主に以下のようなものが選ばれます。
- 果物の盛籠:メロン、リンゴ、柑橘類などの旬の果物(日持ちしやすく見栄えが良いものが中心)
- 缶詰の盛籠:フルーツ缶詰、水産缶詰、ゼリーなど(保存が利き、分けやすい)
- 乾物・製菓の盛籠:お煎餅、洋菓子、海苔、お茶、お線香など
2. 葬儀が終わった後はどうなる?
式が終わった後、盛籠の中身は取り崩され、ご遺族や親族、近所の方々で分けて持ち帰るのが一般的です。そのため、分けやすく日持ちのする缶詰や個包装の品物が好まれる傾向にあります。
盛籠を手配する際の重要マナー
盛籠を贈る際は、ご遺族に余計な負担やご迷惑をかけないよう、以下のポイントに注意しましょう。
① 葬儀社・会場に事前確認をする
近年では、会場のスペースやデザインの統一感を保つため、「外部からの供物の持ち込みを辞退している葬儀場」もあります。 そのため、個人で勝手に手配するのではなく、葬儀を担当している葬儀社へ直接連絡し、「盛籠を贈りたい旨」を伝えて手配を依頼するのが最も確実で確実な方法です。
② 芳名(名札)の書き方に気をつける
盛籠には、誰から贈られたものかが分かるよう立札(札名)を立てます。
- 個人で贈る場合:自分のフルネーム
- 会社・部署で贈る場合:会社名 + 役職・氏名(または「〇〇部 一同」)
- 連名で贈る場合:右側から立場が高い順に記載
③ 日持ちや宗派に配慮する
宗教や宗派によっては、お供え物に適さない品物もあります(例:神式やキリスト教式では供物の形式が異なる場合があります)。葬儀社を通して手配すれば、その宗派に合った適切な盛籠を用意してもらえます。
まとめ:気持ちを込めて適切な手配を
お葬式に出す「盛籠」は、故人への感謝とご遺族への哀悼の意を表す大切な品物です。
手配を行う際は、まず葬儀社や会場に確認を取ることが一番のマナーとなります。心を込めた盛籠で、温かく故人をお見送りしましょう。
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