家族葬や直葬で盛籠を送っても大丈夫?遺族に負担をかけない供物マナー

近年増えている「家族葬」や「直葬(火葬式)」。参列を遠慮した代わりに「せめてお供え物(盛籠など)を送りたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、配慮のつもりで手配した盛籠が、かえってお遺族の負担になってしまうケースもあります。
本記事では、家族葬・直葬における盛籠の手配マナーや、遺族に負担をかけないための注意点を分かりやすく解説します。
家族葬や直葬で盛籠を送っても大丈夫?
結論から言うと、「遺族側が辞退していない場合」は送っても問題ありません。
ただし、家族葬や直葬では事前に「ご供花・ご供物の儀は辞退申し上げます」と案内されているケースが少なくありません。まずは送っても良い状況かどうかを確認することが最優先です。
盛籠を送る前に確認すべき2つのポイント
- お訃報(案内状)の本文を確認する
「辞退」の文字がある場合は、故人や遺族の意向ですので、盛籠の手配も含めて辞退の意思を尊重しましょう。 - 辞退の表記がない場合でも、葬儀社や遺族に事前確認する
家族葬を行う斎場によっては「飾るスペースが限られている」「受取不可」という指定がある場合もあります。
遺族に負担をかけないための供物(盛籠)マナー
盛籠を受け取っていただける場合でも、遺族の手間や負担を最小限にする配慮が必要です。
① 会場・ご自宅のスペースに合わせた種類・サイズを選ぶ
家族葬向けの小さめのホールやご自宅でのお見送りの場合、大きすぎる盛籠は飾る場所に困ってしまいます。
- 斎場へ送る場合: 葬儀場・ホールの規模に合わせた盛籠(果物籠・缶詰籠など)を選びます。
- ご自宅へ送る場合: 持ち運びしやすく、室内を圧迫しないコンパクトなサイズのものが喜ばれます。
② 日時指定と配送先を正確に手配する
- お通夜・告別式を行う場合: 通夜の開始時刻より前に届くよう、斎場へ直接届けるのが一般的です。
- 直葬(火葬式)の場合: 告別式を行わないため、斎場ではなく葬儀終了後(初七日以降など)にご自宅へ届くよう配慮するのがマナーです。
③ 葬儀後に分けやすい内容物を選ぶ
お供えが終わった後、盛籠はご親族やお持ち帰りいただく方々で分けることが多いです。
- 缶詰・乾物・お菓子の盛籠: 賞味期限が長く、日持ちするため喜ばれます。
- 果物盛籠: 季節の新鮮なフルーツは見た目も華やかで重宝されます。
もし辞退された場合のお悔やみの伝え方
遺族から辞退の申し出があった場合は、無理に盛籠やお花を送るのではなく、気持ちを伝える別の方法を検討しましょう。
- 弔電(電報)を送る(弔電も辞退されていないか確認が必要です)
- 四十九日や初盆などの時期をずらして御供物をお送りする
- 後日、お線香やお悔やみの手紙をご自宅にお送りする
心を込めた盛籠選びは「事前の確認」が一番の配慮
家族葬や直葬で盛籠を送る際は、「遺族の意向の確認」と「飾る場所・時期への配慮」が最も大切です。
ルールを守って心を込めた盛籠をお届けすることで、故人への供養とご遺族への温かいお悔やみの気持ちを届けることができます。
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