裕次郎、17日が命日です!
皆様こんにちは。河野商店です!
先輩の連載、第16弾です。ぜひお楽しみください!
もう年配の方しか知らないかもしれない。
「狂った果実」。あの石原裕次郎を一気にスターダムに押しあげた映画である。
原作は、裕次郎の兄・石原慎太郎の短編小説で、1956年(昭31)年、雑誌「オール讀物7月号に掲載され、同じタイトルで映画も同年7月12日に公開された。「太陽族」映画とも呼ばれた。
原稿用紙100枚をたった8時間で書き上げたというその内容は、純粋で潔癖な弟と、破天荒で刹那的な兄という対照的な兄弟が一人の女性を巡ってもがき、裏切り、欲望、嫉妬する…若者の苦悩と葛藤を「狂った果実」にたとえ、青春純愛悲劇と評された。
今時ならばネット配信で見られるのかもしれない。興味の向きはご覧あれ。裕次郎と後に結婚する北原三枝(石原まき子)との初共演もこの作品だ。
そう言えば石原兄弟ゆかりの地・逗子の、あるホテルでは相模湾のクルージングが売り物で、見所は裕次郎三回忌に慎太郎が寄贈した「裕次郎灯台(葉山灯台)」を巡るコース。
ふたつの船体を持つカタマランヨットは安定感抜群で、クルージングにはシャンパンとタップリのフルーツ盛り合わせが付いてくる。
一昨年、都内のホテルで行われた石原裕次郎メモリアルイベントでは、彼が命名したカクテル「クロスオーバー・ラブ」が登場。
ブランデーをベースにフルーツの香りを添えた逸品であったと聞く。
先輩、ありがとうございました!
裕次郎って、52歳で亡くなったんですね…いまの令和時代じゃ、まだまだバリバリの年齢ですね…ウーム…
それでは、次回作、ご期待ください!